「一旦考えとく」の裏側には、資質がある。自分の得意を知ると、人間関係が変わる日

「急いでいるので、薬だけ早くください」。そう言われたとき、「なんで、話を聞いてくれないんだろう」とモヤッとしたことはありませんか。
薬剤師・登録販売者として、中医学を仕事にしたい。そう考えている方にとって、人と向き合う力は中医学の知識と同じくらい大切です。そのモヤモヤの正体を知る手がかりが、「自分の資質を知る」ことにあります。
中医学キャリアスキルラボのひさこ先生講座で、「自分の得意を知る」をテーマにした講義が行われました。
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を使って、自分と相手の「なんで?」を読み解くワークショップです。今回は、講義の内容と受講生の声をご紹介します。
🧭 「自立」とは、ひとりで頑張ることではない
「自立」と聞くと、1人で何でもこなす姿を思い浮かべませんか。でも本当の自立は、少し違います。自分らしく、自分の意思で選択できること。それが自立です。
やることも、やらないことも自分で決める。できないことを人に頼む。それも立派な自立です。
では、相手にイライラしたとき。相手を責めますか。それとも、無理に許そうとしますか。どちらでもありません。「なぜ自分の心にその感情が湧いたのか」。そこに目を向けてみる。
イライラや怒りは、二次感情です。その奥には、「大切にしている価値観を踏みにじられた」という本音(一次感情)が隠れています。
💎 ストレングスファインダーは、「適職診断」ではない
「ストレングスファインダー=向いている仕事が分かるテスト」。そう思っていませんか。実は、少し違います。
ストレングスファインダーが示すのは、あらゆる場面で出てくる思考・感情・行動の傾向=「資質」。仕事の向き不向きを決めるものではありません。
そして、受けただけでは強みになりません。無意識に出てくる才能に、知識・スキル・練習という「投資」を掛け合わせる。そこで初めて、強みに育ちます。
ひさこ先生が何度も伝えていたのは、弱みを直すより、得意を伸ばすという考え方。苦手を鍛えても「人並み」止まり。得意を鍛えると、何倍もの成果につながります。
34の資質は、4つの領域に分かれます。そして、強みを磨くには3つのステップがあります。
🤝 「一旦考えとく」の裏にあるもの
家族に「週末、出かけない?」と誘われて、「一旦考えとく」。そう返す人、身近にいませんか。優柔不断に見えるその一言の裏で、リスクや悪天候、迂回路まで先に想定する「慎重さ」の資質が働いていることがあります。
相手の思考のクセが見えると、「なぜそうするのか」が分かります。日常のイライラを、少し離れたところから眺められるようになるのです。
自分と真逆の資質を持つ相手とは、どう付き合えばいいのでしょうか。自分を押し殺して我慢するのではなく、お互いの強みを認め合う「Win-Win」を目指す。それが答えです。
講座では、身近な人の「なんで?」を取り上げ、その裏にある資質を仲間と一緒に考えました。ワークの進め方や、34の資質ごとの読み解き方。その具体的な中身は、講義の中でお伝えしています。
🌿 講義の中身が気になった方へ
💬 受講生の声――「むずかしかった。でも、面白い」
講義後のアンケートに寄せられた声をご紹介します。
「むずかしかった」からこそ、見えてきたもの
「今回のテーマは、今まででいちばんむずかしかったです。私は、相手への影響力はないけど、相手を無理に動かしたり、変化させたりせず、その人にあった方法で、その人にとってより良い方法を見つけることができるのかもと思いました。」
「下手に自分が消耗するよりも、自分を守るためにどうするか、という視点も持っておくといいのかな、と思いました。」
「結局何が言いたいんだ?ですが、自分のことをもっと大切にしよう、そんなふうに思った今回の講座でした。」
相手の資質を知ると、イライラが変わる
「私は後からこんな可能性やデメリットがあったのに!ってなるのでよく考えてから納得して決めたいのですが、オレンジの人に話を聞いたところ、自分が選んだ道を正解にすると言っていて、なるほどと思った記憶があります。相手の考え方を知るというのは知見が広がって勉強になりました。」
「自分や相手の資質だったり、性格だったり、普段何気なくしている思いの持ち方を違う角度から見られたら、いい意味で今までとは違う展開があるのだと思います。」
薬局の現場でも、資質は活きる
「調剤薬局で働いていると、薬を早く出してくれという人はけこういます。その時はある程度その人に合わせ、かかる時間を伝え、最低限伝えないといけないことを短時間で話せるようにと頭が切り替わるようになってきています。私の資質の適応性が発動しているのだと思います。」
「お客様との良い関係が大切だなと、自分も無理しない、消耗しない仕事が自信を持ってできるようになりたいものです。資質を考える良い時間になりました。」
仲間と話せるから、面白い
「テーマに沿った話というよりも私の話を聞いてもらった感が強かったですが、皆さんと話ができる機会はとてもいい!です。資質、面白いですね!」
「初めましてでお話出来て、お友達になれてよかったです。」
🌱 中医学を、あなたの強みに
相手の「なんで?」は、資質の違いかもしれない。そう思えるだけで、店頭での会話も職場の人間関係も、少し楽になります。
「薬だけ早くください」と言われたとき。相手に合わせつつ、自分も消耗しない接し方ができたら。自分の資質を知ることは、その力をくれる学びです。
薬剤師・登録販売者として、「中医学をもっと知りたい」「中医学を仕事にしたい」。そう思ったら、まずはお気軽にご相談ください。中医学キャリアスキルラボでは、中医学の講義だけでなく、こうした自分を知るワークショップも開いています。あなたに合った学び方を、一緒に考えます✨
🌿 まずは、動画を見てみるだけでも。
視聴は無料です。入会を決めていなくても、お気軽にどうぞ。
※本記事は講座内容の紹介です。特定の治療法や診断ツールを推奨するものではありません。